ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

調律師さんとの話。

調律にきてもらい、終わったあとに、いろいろ話をしました。
私とその調律師さんとの雑談ですので、主観が強く入っているし、深く考えずにしゃべってるので、実際は違うかもしれないということをあらかじめご了承下さい。

調律が終わったので、何か弾いてみてください、ということで、弾きだしたはいいものの・・・我ながらヘタです(汗)
簡単な曲からとブルグミュラーを弾き、ベートーベンやリストはひっかかった時点でやめ、いかにも確認しましたというように振り向きました。
そしたら意外なことに、ほめ言葉をいただいて。
さすがにけなすことはないでしょうが、手放しでほめられるほどうまくないのは自分で分かっていたので素直に喜べませんでした。
しかし調律師さんいわく、選曲がいいとのこと。
ブルグミュラーやバッハ、ベートーベンはアラが見つかりやすいので、試し弾きに向いてるそうで、逆にショパンをダーッと弾かれると、気づきにくいものなんだそうです。
それで気をとりなおして、出したケーキを食べてもらっている間、ジョージ・ウィンストンの、「あこがれ/愛」 を弾いてみました。
久しぶりすぎてあぶなっかしい演奏でしたが、一時期よく弾いていたおかげで最後まで弾ききることができました。
感想は、音の粒、特に左手がきちんとそろっていて、音色に注意しながら丁寧に弾いているのが分かるとのことでした。
音を聞ける耳をもっているので、連弾とか、伴奏をやってみるといいのではないかということですが、残念ながらそういう機会はなさそうです。

他のメーカーのピアノの話もしました。
調律師さんが実感こめていっていたのは、巷で大人気のスタインウェイ
その真価はグランド。それも2メートル以上のサイズのものじゃないと分からないそうです。
それより小さいサイズのグランドやアップライトピアノでは、少々つくりが荒いとのこと。
ヤマハのピアノもよく調律しているそうですが、ヤマハの小さいグランドよりは、メーカーにもよるが、外国製のアップライトのほうが音が上、と断言していました。

調律師さんと話すのは、なかなか面白いです。
誰もがいつかは弾いてみたいと思う憧れの曲があると思います。
自分の好きな曲を自分で演奏できる。本当にすばらしいことです。
ちゃんと弾けるようになったときには、達成感&幸せな気分になれます。
そんなことを話して、次の調律は1年後。
それまでに試弾がマトモにできるくらいピアノの腕をみがきたいと思います。