ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#111 ~ たかが木、されど弓。

ダイソンのコンパクトな掃除機を買いました♪

モーツァルト : 「ディヴェルティメント KV138」 1st

第一楽章  Allegro
弓を止めて音を切ったあと、次に弾き始めるまえに弓を戻すと見た目がいいらしいです。
16分音符の連続箇所はまだ一生懸命弾きすぎ。軽やかに。
ドシラソドシラソ でもたついてしまうので、4の指(小指)でドを押さえるときに3の指(中指)でシも一緒に押さえるといいですよといわれたのですが、その直前が、レシード となっているので、シを押さえたままにしておけばいいんじゃ・・・と今気づきました(^^;
音の飛びが大きいところで音程があやうくなるので、2ポジで弾いていたところを3ポジに、3ポジで弾いていたところを1ポジに変更しました。
本当は変更後のほうが弾きやすいはずですが、私の場合、ある程度練習していて指が覚えてしまうと、そう簡単に指使いを変更できません。
部分練習をしつつ、ゆっくり通して弾きました。
弓を戻すのを忘れて、数箇所に「弓をもどす」の書き込みが(^^;
ほかにも、「弓を置く」 「弦の上に預ける」 など、弓に関する注意が多いです。
メトロノームアレグロのテンポにあわせ、先生と一緒に弾きました。
八割方ついていけたように思えたのですが、それは先生が一緒だったからかも。
メトロノームを使って練習してきてくださいと言われました。目標は120です。

第二楽章  Andante
先生の手拍子にあわせて、通して弾きました。
だいぶマシになってきたんですけど、やっぱりカウントが・・・。
休符の前の音を弓でけるように終わらせるのではなく、なめらかに。
弓を大きく使って、ゆったりと。
ここでも弦に弓を預ける、との注意書きが。
自分では良く分かりませんが、できてないのでしょうね。

第三楽章  Presto
一段目の、何回も登場するフレーズをトリルなしで練習しました。
軽やかに弾むように。
特に何も考えず、弓を往復させているだけでしたが、それではダメみたいです。
元半弓を使った弾むような弾き方がこの曲では多く登場します。響きをよく聞くこと。
この楽章の16分音符連続が全然弾けなくて・・・。
ゆっくりだとできるんですが、あの速さだと。
ここにも、弓を戻す、弓を置くの注意書きが。
どんだけできてないんだ、自分。と、さすがに気になりました(^^;
練習あるのみです。


モーツァルト : 「アイネ クライネ ナハトムジーク」 第一楽章 2nd

先生と一緒に通して弾きました。
やっぱりスピッカートが全然とびません。
それ以前に、弓の使い方が全然違うのに驚きました。
私は普通に弓を上下させて弾いているだけですが、先生は全弓だったり、弓の根元のほうで弾むように弾いたりと、とにかく多彩です。
弓を単なる木の棒にするのも、様々な音色を引き出す魔法の杖にするのも弾き手次第だなと実感しました。
とっても有名な出だし、ソッレ ソッレ ソレソシレー♪ は最初の和音は全弓で一気に。
そして休符の間に弓を戻して、次の音は弓の根元あたりを使って、軽く弾ませるように。
部分練習をしたりするわけですが、よく弓が逆です、と注意されます。
たいていの人はダウンで弾き始めるところを、無意識にアップから始めていることが多いらしいです。
普通、そっちのほうが難しいはずなんですけど、と苦笑されました(^^;
そして当面の一番の課題は、スピッカートです。
しゃかしゃかと真似事をしてみますが、あいかわらず羽ばたく気配なし。
先生も横からのぞきこんで、とびませんね~ と。
先生が私のヴァイオリンと弓を使って弾いてみると、とぶとぶ。
やりやすい弓ですよ ^^ とお墨付きをもらえたのはうれしいですが、私ができなければ意味ありません。
弾いてはダメ、弦に預ける、姿勢をチェック、そして、もうちょっと根元のほうじゃないですか、と弓の位置を修正したら、ちょっとだけ、とびかけました。
でも正直、とんでるかって、よく分からないんですよね。
はたして華麗に羽ばたく日はくるのか。しばらく試行錯誤してみます。

最後、先生とアンサンブルについて、少しお話しました。
ひとりでパート練習するのは難しいですと言ったら、そうですね、とうなずいて、とくに大人から始めた人の場合、いざみんなで練習となったときに、緊張もあって本来のテンポについていけない。
外れた音を出すのが怖くなって、萎縮してしまう、というようなことが多いらしいです。
私もそうですが、自分の弾きやすい(たいていは遅い)テンポで練習していることが多いため、メトロノーム練習は必須だとか。
CDにあわせて弾いてみるのもいいですよ、と言われましたが、それはだいぶ後のお楽しみとなりそうです。