ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

「謎かけ姫」 の第三話を書きました。

創作小説 『メア・クルパ』 の 「謎かけ姫」 の第三話を書きました。
いくつかの問答と、問題がふたつ出ています。
最初の問答は反転すれば答えが出てきますが、後半は答えが書いてありません。
後半のふたつの問題をのせますので、興味がある方は解いてみてください。

問1.あなたは10人の部下を持つ盗賊の首領で、部下にも厳格に序列があります。
   百枚の金貨を分配することになり、上位の者、つまり首領であるあなたから
   順番に分配方法を提案し、全員がその案に賛成か反対か投票します。
   半数以上の賛成を得られれば、その提案は受け入れられますが、反対が
   多いとその提案者は殺され、次の上位の者がかわって提案します。
   部下は全員賢く、少しでも自分が多くの金貨を得ようと思っており、
   仲間が死ぬことなどなんとも思っていません。
   あなたはできるだけ多くの金貨を得、かつ半数以上の賛成を得るように
   提案してください。

問2.3人の男がいます。そこへ赤と青の塗料を持った者が入ってきて、3人に
   目隠しし、それぞれの額に赤か青、どちらかの色で十字を描きます。
   目隠しを外された3人は赤い十字が見えたら手をあげ、自分の色が分かったら
   手を下げるよう言われ、言葉や合図で教えることは禁止されます。
   他のふたりの額を見た3人は全員手をあげました。
   やがてそのうちのひとりが手を下げ、自分の額の十字は赤いといいました。
   なぜこの男は自分の額が見えないにもかかわらず、赤だと分かったのでしょう。

答えは話が終わったらまとめてのせる予定です。
問1はちょっと前に、Googleの入社試験 で同じ問題が17番にあったので、検索すれば解答が見つかると思います。
それにしてもこういった問題を考えつく人たちって、本当にすごいです。