ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#27 ~ 鉄棒の上に伸び上がるイメージで。

前のレッスンの人が、女の子から、オジサマに変わっていました。

セブシック1-1
29番
先弓の練習から。
どうしても、途中で弓が抜けてしまうようです。
重みを弓に乗せて、そのまま弦を弾いてといわれるのですが、よくわかりません。
いわれるたびに弦をのぞきこんでしまうので、首をかしげて弾いてしまっています。
半円を描くように、とか、手を添えてくれたり、違いを弾いて見せてくれたりと、あの手この手で先生も伝えようとしてくれているのですが、いまひとつイメージがつかめず。
それがなんとなくつかめたのは、鉄棒のたとえでした。
くるりと逆上がりし、鉄棒の上に起き上がった、そのときの上半身が伸び上がるイメージで、身体は上に反り上がり、弓は鉄棒で身体を支えるみたいに体重をかける。
それをイメージしたら、そう! 響きが全然違うのがわかりますか? と先生のほうがうれしそうでした。
先弓のイメージをつかんだところで、次は元弓です。
中指、薬指を離し、残りの3本の指で弓を動かします。
少しやったところで、今度は小指のみで弓を動かしてみましょうということで、手首を固定されて弾いたりしました。
先弓、元弓とも、まだまだ練習していくようです。

5番
A線の音階練習です。
今回は、29番の弓の練習で時間をとりすぎたこともあって、ナックルからの打弦ができているかの確認だけでした。
小指が弱いので、全部の音を均等にと、弓は左手につられず、レガートでやさしく。
あとは半音がズレやすいので注意。
途中、ブチッという音がしたので、その方向を見たら、置いてあった先生のバイオリンの弦が弾けとんでいました。
・・・初めてみました。
いきなりなるものなんですね。

新しいバイオリン教本2
15.「アウリスのイフィゲニア」 より (2回目) →  OK
最初の三和音で弓を使いきり、いったん弓を離して、また弾き始めます。
和音のあとや、音符が細かくなってくると、音をはしょってしまいがちなので、あせらずにひとつずつはっきり鳴らすこと。
G線のシの音が低くなりがち。
移弦のさい、余計な音が入ってしまっているので、もっとピンポイントで、弓を無駄にしないように。
連続アクセントは人差し指に一瞬圧力をかけて、すぐにゆるめる。
最後のほうの pp(ピアニッシモ)は先弓で優しくなど、いろいろ注意がありました。
通して弾いているときは、先生は目を閉じて聞いています。
私の経験では、目をつぶったほうが格段に音に敏感になるので、先生もそうなのでしょう。
持ち越しになってもおかしくない出来でしたが、次まで間があくせいか、OKがもらえました。

16.E線上のヘ音の練習 ~ 17,18,19.基本的なリズムの練習
時間がなくなってきたので、ここから先は宿題として、弾き方だけを教わりました。
16は、「ファ」 の音の練習です。
ファ♯から、普通のファに半音おりるのは指を変えずに、1の指(人差し指)をずらして弾きます。
これはホーマンで似たようなものを先にやっているし、二分音符のスラーだけなので、簡単にできそうです。
次のリズムの練習は、弾いてみたら、なかなか難しかったです。
E線へ移弦のたびにピーピーなって、「レンレン・・・キミは笛か」 とツッコミをいれそうに。。。
耳をつんざく破壊音を黙って聞いている先生は忍耐強いと思いました。
リズムの練習となっていますが、17は2本の弦の同時おさえが連続し、18は16分音符のスラー、19は最後に弾きづらそうな指使いが登場します。
一応、全部通して弾きました。
ずっと聞いていた先生がいうには、これは練習曲だけれども、もっと曲のように弾いてみてください。
そうすれば、とても綺麗な曲ですよ、と。
実際、先生が弾くと、本当に曲に聞こえて、目からウロコでした。

ホーマン ヴァイオリン教本1
時間がなくて、やりませんでした。
時間があったとしても、先生のバイオリンの弦が一本飛んでいるので、できなかったと思います。