ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#53 ~ 怠けてもいい、力を抜こう。

調弦に手間取ると、だんだん五度の響きが分からなくなります。

ヴァイオリン音階教本<小野アンナ>
Scales within the First Position
各調の音階と分散和音が3ページにわたり延々と続くので、ひとつずつ書きます。
P7-3段目 (3回目) →  OK
自宅で録音したとき、カイザーよりもこちらのダメっぷりにショックを受けました。
4の指(小指)で押さえる前にミョーな間が (ーー;
どうりで、前回先生が○をくれなかったわけです。
自覚できたおかげで、下降音階を集中して練習し、OKをもらえました。

カイザー ヴァイオリン練習曲1
1番 (3回目)
最初はデタシェで、どんどんテンポをあげて弾きました。
足はこっち向きと、いまだに姿勢を注意されます(^^;
弦にひっかける角度と腕の重みをのせること、そして手を柔軟に使うことを教わりました。
手の柔軟さは・・・弾いている途中、先生が私の右手をつんつんとタイミングよく押すのです^^
でもそれで感覚がつかめたので、すごいなと思いました。
弾いている途中、いきなり止められて、なにか気づかないですか、と聞かれてびっくり。
「途中から弓が逆になっています。普通は弾きづらいはずなんですけど」
いえ・・・ぜんっぜん気づきませんでした(^^ゞ

16分音符や3連符はまだ上滑りしてしまうようで、暗譜のあと、目を閉じて弾き、音の粒をそろえるように耳で確認しました。
盲目のピアニストではありませんが、目を閉じると、たしかに音に敏感になります。
腕の重みをのせようと意識すると、右手の親指に力が入ってしまうらしく、怠けるつもりで、とにかく力をいれないように。
それで良くなったあと、最初の悪い状態をわざと弾いて比べてみてといわれたものの、今度は逆に上滑りする弾き方ができません(^^;
16分音符と3連符のバリエーションはOKをもらえました。
あんなに軽く弾いてよいなんて、ちょっと混乱します。
全弓スラーは4の指で押さえるときは、弦の数ミリ上で待ち構えて、音の流れが途切れないように注意され、引き続き宿題になりました。

新しいバイオリン教本2
63.コンチェルト No.2(ザイツ)
いよいよ白本2巻、最後の曲です。
練習しているときはピンとこなくて、つまらない曲だと思っていたのですが、理由がわかりました。
私の弾く速度が遅すぎたのです。
先生と一緒に弾いたら速い速い。カデンツァで完全においていかれました(^^;
出だしの音は弓を弦に置いて、一気に全弓。
鉄棒の上に伸び上がるように、トゥーン! と、音が突き抜ける感じです。
アップで全弓の後半に弓が抜けてしまうので、最後まで油断しないこと。
弓の先と元で弾くスタッカートは、歯切れ良く、一音ずつ弦にひっかけて発音。
カデンツァの始まりはもっと色をつけて、というか、音がふくらむ感じ? でしょうか。
2ページ目の終わりまで宿題になりました。