ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#86 ~ ひじを前に。

発表会の写真をもらいました。
それを見て先生が言うには、ひじをもっと前に出しましょう、と。
たしかにとなりにうつっている先生と比べると、左ひじの位置が全然違う。。。
ひじを前にだすのは結構つらいですが、でもそうやって弾くと楽器が下がらない気がします。
そして楽器が下がらなければ二重アゴにならない気が。
・・・これはやるしかないでしょう。麗しい演奏スタイル目指してがんばります。

カイザー ヴァイオリン練習曲1

3番 (2回目)
この曲はスタッカートの練習です。
私が練習してきたスタッカートは弓をきるというか、弦から離すやり方だったのですが、そうではなく、弦に置いたまま、弓を止めるのだそうです。
・・・止めるって難しいですね。
同じ音形が続くので、弓ばかり気にしていると、どこを弾いているのか見失って迷子になってしまいます。
バリエーション5の全弓スラーは合格をもらえましたが、それ以外のスタッカートが出てくるのは全部持ち越しになりました。
特にバリエーション8は、(半弓→全弓→半弓)のパターンのくりかえしで、全弓にアクセントがついています。
そういうときは、アクセントの前の半弓のスピードを早くして、止めて、弦に置いて、ひっかけるように発音するとのこと。
スタッカート連続のときは腕ではなく、手首で弾くようです。
どうも 「止める」 とか 「置く」 というのが苦手で。。。
それにしてもカイザーは本当に良い運弓の練習だとは思うのですが、一曲が長すぎます。
もう少しコンパクトに、半分ぐらいの長さにまとめてくれれば良かったのに。。。

バッハ:「2つのヴァイオリンのための協奏曲」 第一楽章 2nd

全体的に流して弾き気味なので、もっと歯切れ良く、きっちりと弾くこと。

イメージ 1

スタッカートで弓を浮かせてしまう私は、そのあとにアクセントがついていると、どうしても弦に叩きつけるように弾いてしまいます。
でもそうすると弓がはねて、音が揺らいでしまう。
弓を止めて、弦の上に置いてから、ひっかけて発音すること。
まさにカイザー3番で練習した成果がそのまま生きてくる曲です。
止めることを意識にするあまり、弓を使う幅がどんどん小さくなっていっているので注意、ということは、弓のスピードがまだ遅いってことでしょうか。
カイザー3番にまけず、こちらもスタッカートがたくさん出てきます。
16分音符が続くところでは、右と左がズレてきているので、左右あわせる。
主に先半弓をつかうハズなのに、気がつくと、いつのまにか弓の真ん中あたりで弾いています。
低い音と高い音が交互にくるところでは高いほうの音を強調する。

イメージ 2

弦を飛び越えて移弦するときに雑音がいっぱい入ってしまうのも、弦に弓が置かれていないからみたいです。
弦に預ける、止める、置く。今回の課題はこの一連の動作に尽きます。