ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#90 ~ 弓の試奏♪

先日、健康診断をしたところ、聴診器を当てたお医者さんの様子が変わりました。
急に真顔になって、息を吸って、止めて、吐いて、と繰り返します。
どうも私の皮膚は音を伝えにくい性質らしいです。
「たまにいるんですよ。呼吸が聞こえないので、肺が破裂しているのかと思いました」 って、先生? それは笑えませんよ
 
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本命の弓購入計画は着々と進み、今日はレッスン時間を使って、先生に弓選びを手伝っていただきました。
展示会めぐりで、なんとなく好きかも、という弓は選べるようになったものの、技術面のチェックはできないので、それを先生にお願いしたのです。
レッスンの少し前に、楽器店の方が到着。
華奢な女性の方なのに、ヴァイオリンが4台入ったケースを片手で持っています。
さっそく別室で、レッスンの前に弓を見せていただきました。
あらかじめ予算の上限を伝えておき、買い替えることは考えていないので、状態の良いものをとお願いしてありました。
持ってきていただいたのは、全部で4本。仮に、A,B,C,D とします。
まず、こちらは試奏以外では1回も使われたことがないと思われる、いわゆるコレクターズアイテムの弓です。
持った感じ、とても軽い。というか、軽すぎ?
次は。最初に持ったのが軽かったため、重く感じましたが、普通の重さだそうです。
次は。こちらもミントコンディションの弓です。
最後は。4本のなかでは一番古い弓で、たしかにフロッグの部分に年代を感じました。
開放弦と音階ぐらいしか弾けませんでしたが、それでも展示会へ行ったのが功を奏したのか、なんとなく好きなのを選ぶことができました。
まずは私には軽すぎました。ほかの3本はどれも良い音色でしたが、弾きやすく感じたのは、C
それを楽器店の方に言ったところ、納得のご様子。
BCは似た感じの弓で、の弓は私のように弓を立て気味に弾く人には合わないらしいです。
ここでレッスンの時間になったので、先生のところへ。
まず何もいわずに先生に弾いていただきました。
飛ばしとかハイポジションとか、いろいろ確認したあと、先生が選んだのも、BC
・・・意見が同じで、ほっとしました
今度は、私がBCを弾いて、先生と楽器店の方に聞き比べてもらうことに。
ふたりの意見は一致して、のほうが音の立ち上がりがいいし、弾きやすそうに見えるとのこと。
楽器店の方が言うには、今練習している曲を通して弾いてみると良いのと、無意識に好きなほうを長く弾いているものだそうです。
なるほどと思いました。
同じフレーズを弾いてはいましたが、たしかにのほうを長く弾いていた気がします。
先生に弾いてもらったり、自分で弾いたりを繰り返して、が良いという全員一致の結論が出たのですが、気になるのはお値段。
の倍以上します。やはり良い弓は高いのですね。
とはいっても、実は値段が一番高いのはで、安いのがだったので、一概には言えないんですけど (^^; 
それに、に比べればというだけで、とても弾きやすいし、音も良いのには変わりありません。
うーん  と考えているうちに時間になり、先生にお礼を言って、楽器店の方と別室に移動しました。