ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#114 ~ 気分転換。

昨日の地震はすごかったです。何度もゆらゆらと揺れて、乗り物酔いみたいになってしまいました。
私のところは震度6で、家のなかは物が落ちたりガラスケースが割れたりしたものの、ピアノもヴァイオリンも、買い替えたばかりの地デジ(テレビ)も無事で一安心。
日本の建物は地震に強いのを実感しました。
水道、携帯も復旧しましたが、お店に行ったら仕入れができなかったらしく、棚がからっぽです。
でも岩手、宮城、福島の被災した方に比べたら・・・。福島原発も心配です。
被災地の方々に心よりお見舞い申し上げます。

パッヘルベル : 「カノン」

思うところがあって(単に飽きたともいう)、今までとは違う曲をみてもらいました。
アンサンブルと聞くと、まずこの曲が思い浮かびます。
誰もが知っていると言っても過言ではないほど有名な曲。聞いているだけで癒されます。
四分音符、八分音符はヴィブラートをかけて。なるべく開放弦を使わない。
一音一音弓を返すけどスラーのように弾く。
サビ(?)の細かい音符が並んでいる部分は、あせらずゆったりと。
通して弾いたあと、部分練習を先生と一緒にしました。
が、指使いを先生に確認していなかったため、またしても私はほぼ1ポジ。先生は3rd多用。
先生を見ながら一緒に弾くと、ポジションが違くて混乱します。
後半のレのトリルはD線の開放弦ではなく、G線で。ということはどこかで3rdに上がれということですね。
最後の八分音符は4つまとまっている♪の最後と次の八分音符の最初の音はフレーズ的にはひとかたまり。
それを意識する。
など注意を受けましたが、最後は、ほぼ弾けてるし、これはだいじょうぶでしょう、と言ってもらえました (^^)v


バッハ:「2つのヴァイオリンのための協奏曲」 第一楽章 2nd

昨年の夏ごろやっていた曲ですが、当時はこれ以上は無理、というような終わり方だったので、もう一度見てもらいました。
通して弾いたあと、離れたところで椅子に座って聴いていた先生が、以前よりずっと弾けてます! と目を見張って言ってくれたので内心至極ご満悦 v(^^)v
レッスン終了後も家で弾いていたおかげで、少しずつでも上達してしていたのですね。
まあ、それでも注意は山ほどあったのですが。。。
出だしは弓を弦の上に置いてからハッキリと発音。スタッカートは一音一音しっかり区切る。
16分音符が連続すると、アップで弓が抜けている。弦に弓を預けて、弓は必要最小限。
音をはしょらない。音の粒をそろえてハッキリと。
どうも右の親指に力が入りすぎているようです。たぶん弓を持っちゃっているんですね。
フレーズの区切りとか、強調する音を再確認しました。
・・・以前教わったはずなのに、すっかり忘れています。
家だと絶対途中で止まるのに、先生と一緒に弾くと最後までついていけます。
ミスをしていないわけではなく、たぶん落ちてもすぐに復活できるのでしょうね。
安心感があるというか、うまい人がひっぱるってこういうことなのかと思いました。

今回は良い気分転換になりました。
次回からまた気を取り直して、モーツァルトに戻る予定です。