ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#117 ~ 音階教本、復活。

震災のあとから、ヴァイオリンをガラスがはまっている防湿庫ではなく、ケースに保管するようにしました。
ケースは二代目のヴァイオリンを購入したときにおまけでつけていただいたもので、その後、一度高いところから落としてしまい、本当に丈夫なんだということが身をもって証明済みです(^^;
最初は耐久性を重視していない軽いケースを使っていました。
不便は感じていなかったので、二代目を買ってケースをつけてくれると言われたとき、ケースはあるので(つけていただかなくても)・・・といったら、ものすごい勢いでダメ! といわれ、内心ビビりましたが、それも今となっては微笑ましい思い出です。

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

今回から、中断していた小野アンナのヴァイオリン音階教本をふたたび始めることになりました。
各調の音階と分散和音が6ページにわたり延々と続くので、ひとつずつ書きます。
Scales and Chords of two Octaves
P15-1~2段目 (1回目)
間に一回ポジションチェンジが入ります。
最初は4音ずつ、次は8音、慣れてきたところで1小節、16音スラーで弾きました。
一音一音弦を叩くようにはっきり発音。
分散和音のときは押さえっぱなしにできるときは、そのまま指を弦に置いておく。
最後の4和音が綺麗に鳴らせません。
二音ずつ弾いてみたりしましたが、要練習ということで宿題になりました。


カイザー ヴァイオリン練習曲1

7番 (3回目) →  OK
弓に腕の重みをのせる、アップのときに弓が抜けないようにと今までさんざん言われてきました。
前回、先生のお手本を見て、なんとなく違いが分かったかも、と思い、鏡の前で先生の動きを真似してみたところ、「肘で弾く」 やっとそれがどういうことか分かった、気がします。
アップのときに手を先にもっていっていたのですが、ひじから持っていくようにすると、音がしっかり響くような・・・。
ヴィブラートも弦の押さえ方も、あるときふっと、先生はこれを言っていたのか、と分かるときがあります。
もちろん先生は最初からそう言っていたのですが、私が理解できていなかったんですね。
実際、レッスンのときにそういうふうに弾いてみたら、先生がうなずいた気配がしました。
目は楽譜に釘付けなので、見てはいないんですけど、今回は弓に関する注意はなかったです。
そのかわり音程にチェックが入りまくりでした(^^;
先生は鉛筆を手にすぐそばに立っていて、音程がズレると、すぐ楽譜に書き込みます。
なので、動き出す気配を察すると、重音で確認したり、すかさず弾きなおしたり。。。
そんな感じで終盤のみ、もう一度通して弾いて、ぎりぎりOKをもらえました。


パッヘルベル : 「カノン」

通して弾きました。
ここでも弓の注意はなかったものの、音程の注意がてんこもり(^^;
指をくっつける半音や、ピアノでいう黒鍵の音程がズレているようです。
1ポジで出だしを弾いていたのですが、どうもキンキンしているらしく、先生が聞き比べて、私のヴァイオリンだとE線よりA線のファ♯がいいと思いますということで、3ポジで弾き始めることにしました。
あとサビの部分もずっと1ポジだったのを、途中で3rdに上がることに。
1ポジで弾き慣れていただけに、いきなり3ポジでといわれても弾けません。
いったん覚えてしまうと、なかなか変更がきかないのですが、また練習しなおしてきます。


モーツァルト : 「ディヴェルティメント KV138」 1st

第一楽章  Allegro
だいぶ弾けるようになっています。と言ってはくれるのですが、そのあとにたいてい 「だけど」 という言葉が続きます(^^;
回数を重ねてくると、苦手ゾーンが自分でも良く分かってきます。
私の場合は、16分音符連続の速いところと、G線→E線のように弦をまたぐ移弦。そして最後の和音が続くところ。
つまり、曲の大部分が苦手ゾーンに入っています(^^;
速いところは、弓を持つ右の指をバネのように柔軟に。
音が大きく跳ぶところ、最後の和音は、何度も部分練習を繰り返しました。
もちろん最初の頃に比べれば、ずいぶん弾けるようになっているとは思いますが、先は長いです。