ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#162 ~ 読み取ることとイメージが大切。

今日は七夕。あいにくの天気でしたが、雨でも星が見れるプラネタリウムに行ってきました。

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     プラネタリウムへ向かうエレベーターの内部。
     壁にぐるっと天体が書かれています。手すりが七色に光って綺麗でした ^^

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       後半は天秤座の話を上映。迫力満点で、久々にわくわくしました♪

いやー 技術の進歩はすごいですね。
これからは1年に一度ぐらいプラネタリウムに行こうかな。

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

各調の音階と分散和音が6ページにわたり延々と続くので、ひとつずつ書きます。
Scales and Chords of two Octaves
P19.9~10段目 (1回目)
Fis moll(嬰ヘ短調)の音階。短調の曲は臨時記号が多いし、弾きづらいです。
音階も上がっていくときと、下がっていくときで半音ずれていたりします。
こういう音程をとりにくいときこそ、1の指(人差し指)の意義が大きい。
正しく押さえられていればポジションが確定できているので、半音ずらすとか応用すれば音程は安定。
分散和音で♯の意識を引きずっているのか、♯がついていないレの音が高い。
引き続き宿題になりました。


カイザー ヴァイオリン練習曲2

17番 (1回目)
弾き始めたのですが、序盤をすぎた区切りのいいところで止められました。
音程が合ってない。♭がついている音がナチュラルに聞こえたり、ナチュラルがついている音が♭の音に聞こえる。
何調を弾いているのか、聞いていて分からないそうです(^^;
楽譜を見るときは、まず調号を見て、音階をイメージする。この曲には♭が3つついている=変ホ長調ハ短調、というように。
臨時記号が多くて、一見短調の曲に見えるけど、これはトリルで波縫いみたいな音形になっているだけで、実は長調の曲。
というわけで、音階教本に戻り、変ホ長調の音階を弾きました。
それを踏まえて、もう一回最初から。今度は通して最後まで。
トリルは目標は3回ですが、今回は2回で弾きました。
トリルのほうは指がまわっているので問題ないですね、と、それだけはほめられましたv(^^)

・・・ヴァイオリンって大人から始める場合、音楽経験、とくにピアノやエレクトーンなどの鍵盤楽器の経験があるとかなり有利だと思います。
それは楽譜が読めるとか、音感のことだけではなくて、指が動くのが大きいな、と。
大人になってからヴァイオリンを始めて、続いている方にピアノ経験者が多いのも納得です。

話がそれました。
通して弾いたあと、最後の和音連続のところの弾き方を教えてもらい、お持ち帰りになりました。


新しいバイオリン教本3

55.エア・バリエ ~ パチーニの主題による (8回目)
メトロノームなしで通して弾きました。
・・・前半、テンポがめちゃくちゃだそうです。しかも前回と同じところのリズムを間違えている。
弾けるところはさらっと流して弾き、弾きにくいところはゆっくりと。つまり、楽譜の指示を無視して弾きたいように弾いている印象を受けるらしいです。
とりあえず、一番弾きにくいところが弾けるテンポで全体を統一するように。
ゆっくり歌わせる序盤より、音符が細かい後半のバリエーションのほうが得意ですね? といわれましたが、前回これじゃまずいと思って、後半だけメトロノームを使って練習したんです。
結構、差が出るんだなと思いました。
苦手だと思われた序盤を徹底的に見直すことに。
メトロノームを使い、毎回ダメだしされるリズムとテンポを注意して弾きました。
音程も1の指(人差し指)を基準にとり方を教えてもらい、だいぶ安定してきました。
メトロノームを気にして、丁寧に弾いたせいか、マエストーソ(威厳をもって)の曲想もだいぶ表現できるようになったみたいです。
楽譜に書かれている音を出すだけというのは卒業して、こんなふうに弾きたい、とか、文章でいう 『起承転結』 みたいなものをイメージして、全体をまとめて弾けるようにと、またもやお持ち帰りになりました。