ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#184 ~ 今日も強風注意報の日。

先週と同じく、今日も春一番並みの強風が吹き荒れています。
ふと、風にあおられるバイオリンケースを肩にひっかけて交通量のある道を歩くのは 「未必の故意」 ではなかろうかと思いつき、でも被害者は自分だしな・・・などと考えているうちに、こんな強風の日に風にあおられやすい格好で車道寄りをぼんやり考えながら歩くのは 「自殺行為」 という結論に達しました。

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

Scales within the First Position
P7.7段目 (1回目)
上がっていくときはいいけれど、おりてくるときに音程が不安定になりがち。
すぐにその音に戻ってくるのが分かっているんだから、指を置いたまま離さない。って、これ前回も言われました(^^;
4の指(小指)を押さえたときに、1(人差し指)、2(中指)、3(薬指)も全部押さえられるのが理想だけど、無理なら多少ずれてもいいので、大体のところを押さえておく。
要するに、手の形を崩さないことが大事みたいです。
分散和音は指を置きっぱなしにできているので音程が安定している。
もう一週、と宿題になりました。

Extended Change of Positions
P21.7段目 (1回目)
D線のみのポジション移動。1st, 3rd, 5th, 7th と上がっていき、また戻ってきます。
今までより少しテンポアップして弾きました。
こちらも上がっていくときはOK! でもおりてくるときが・・・
注意されることは同じ。その音に戻ってくるのが分かっているんだから、指を置きっぱなしにする。すぐ指を離さない。
私の場合、次の音を押さえると同時に、今まで押さえていた指をぱっと全部離してしまうんですよね。
こちらも引き続き練習です。


カイザー ヴァイオリン練習曲2

21番 (4回目)
だいぶ音程が安定してきたみたいです。あくまでも当社比、ですけど(^^;
指のくっつける、離す・・半音と全音の違いをハッキリと。
D線、A線、E線で基準になる1の指が、すべて♭がついて、半音下がっていることを意識する。
ラストの三和音連続のあと、重音のピッツィカートで違う弦も巻きこまないよう注意。
そして休符をすっとばさない。
次で終われそうですね、といわれつつ、宿題になりました。


  バッハ:「2つのヴァイオリンのための協奏曲」 第一楽章 1st

5回目。できるだけ止まらないように、と弾く前に言われて、メトロノーム=80でスタート♪
・・・引っかかっても音を外しても止まらず、我ながらがんばって食いついていったのですが、終盤で止まりました。
くっ、私の天敵、シンコペーションめ!
いつのまにか裏拍の音を弾くときにメトロノームが鳴っているという不思議な状態に。
弾き終わるまで黙って見守っていた先生によると、シンコペーション以前に16分音符が続くと1.5倍くらいスピードアップしているらしいです。
この16分音符ダッシュは私だけでなく、結構みんなやってしまいやすいとか。
設定されているテンポは私が思っているほど速くない。あせらなくても大丈夫。
弾きにくい箇所を抜き出して、部分練習しました。苦手なのは分散和音の連続や、ラレファラ レラファレみたいな山になっている音形。
苦手な部分のお掃除には3つの手順があって、まず左手の音程、次に弓幅などの運弓、最後に移弦をクリアにしていく。
ピアノで鍛えられているからか左の指はまわっているのですが、急いで離すとその拍子に弦をはじいてしまうらしく、雑音が。
これは音階でもやった手の形とか向きが重要みたいです。
次の運弓は主に弓を使う幅。スラーのあとはできるだけ弓を節約する。
弓は大きく使うものという考えが定着している私ですが、実際にやってみたら効果抜群というか、曲の雰囲気が出て目からウロコでした。
最後の移弦はいつも遅れがちになっている右手(弓)。
雑音が多いのは左はもう次の音を押さえているのに、弓を持つ右手が遅れて、かみあっていないから。
弓を弦の上に置いてから弾き始める。それは移弦のときも同じ。
耳にタコができるほど何度も言われている言葉ですが、確かに気をつけると音がクリアに。
次回はいよいよ2ndとの合わせ。なるべく迷惑をかけないように嫌いな部分練習をがんばってみる、予定です。