ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#196 ~ カイザー2巻終了♪

譜読みって、人によって意味が違うみたいです。
私は楽譜を読んで頭のなかで強弱や曲想をつけて音を鳴らし、こんなふうに弾くというイメージトレーニングなのだと思っていました。
CDなどの音源を聞くと先入観を持ってしまうので、そういうのを聞かず、その名のとおり、楽譜を熟読して脳内で再生する、さらにつきつめる人は構成など分析(アナリーゼ)する、みたいな。
でも人によっては、CDを聞きながら譜面を目で追ったり、初見や、ある程度弾けるようにすることを譜読みというみたいです。
うーむ。いろいろですね。

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

Scales within the First Position
P8.5段目 (1回目)
さんざん言われておりますが・・・音階など戻ってくる音はなるべく指を置きっぱなしにする。
とくに基準となる1の指(人差し指)は重要。
すぐ指を離してしまうと、速い曲になったときに間に合わないだけでなく、重音のときに素早く正しい音をとりにくい。
先生の話を聞いていると、重音が苦手な人って、たぶん私みたいに鳴らす音以外、指を全部離してしまうタイプなんだろうなーと思います。
引き続き宿題になりました。

Extended Change of Positions
P22.5段目 (1回目)
G線上で、1st, 3rd, 5th, 7thとポジションが上がっていき、またおりていきます。
G線苦手です。ハイポジなんて、かすれた音しか出ませんて(^^;
それなのに、このままいくと2ページずっとG線のみ。。。
今までは拍の頭だったのが今回は拍の途中でポジションチェンジと、ちょっと難しくなっています。
ポジション移動する前に必ず次に上がるポジションの1の指の音を弾いているので、そのときにここに飛ぶんだな、と目星をつける。
意識すればそれなりにできるみたいです。引き続き宿題になりました。


カイザー ヴァイオリン練習曲2

24番 (5回目) →  OK
・・・元弓スタッカートのコツをつかんだ気がします。
今までは弦から離すというのを意識しすぎて、弓を持ち上げてました。
だから腕が疲れるし、弓を弦の上に置くというより、上から落とす感じになるので、弓が跳ねて収集がつかなくなる。
弓を持ち上げるのをやめて、弾き始めに弓を弦の上に置くほうを意識してやったら、なかなか良い感じに♪
ただし、速度調節は不可です。
メトロノームを鳴らして弾いていたのですが、すぐにズレる、なんとか合わす、再びズレる・・の繰り返しで、見かねた先生がそっと止めてくれました。
音を間違えて覚えてしまうと、あとが面倒なので、最初の譜読みが大事だそうです。
先生は譜読みの重要さを時々教えてくれますが、記事のアタマの譜読みとは、で書いた私の定義でいくと、私は譜読みせず、間違って覚えることが多々あるので耳がイタイ(^^;
最後の重音連続を部分練習して、OKをもらえました。
次は25番。これでカイザー2巻を終了して、ついに最終巻、3巻に突入です♪


チャイコフスキー:「感傷的なワルツ」

4回目。メトロノームを132に合わせて通して弾きました。
付点の音価(音の長さ)がおかしい。
付点とか裏拍が、とっても苦手です。
あと大きな課題が、前回みてもらった最後の山場。
6連符は弓を大きく使って、クレッシェンド(だんだん強く)、ソリスティックに!
21連符の音が駆け下りてくるところは、盛り上げるために高い音はゆっくり弾くプロも多い。
音がおりてくるにしたがってスピードアップ。
私の場合、高い音を高速では弾けないのですが、聞かせるためにわざとゆっくり弾いているようにみせかける。
身も蓋もない言葉でいうと、“ハッタリ” というやつですね(^^;
付点音符と最後の山場を部分練習したあと、またメトロノームに合わせて通して弾きました。
付点はともかく・・・最後の山場が××だったのですが、先生は少し考えたすえ、終わりにしましょう、と。
たぶんひととおり教えたので、あとは練習するしかないのと、次回まで間があくので、その間に新しい曲を見ておいてほしいのでしょう。
次はついに 「新しいバイオリン教本4巻」 の1曲目、ホーム・スイート・ホーム(埴生の宿)です♪