ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#30 ~ スピッカート登場。

前回のレッスンでボウ・ガイドを借りてから1週間。
元弓を犠牲にして、ずっとつけっぱなしで練習していました。
最初はぶつかって、イラッとすることが多かったのですが、だんだんスムーズに弾けるようになりました。
そしてむかえた本日のレッスン、練習の成果やいかに。

新しいバイオリン教本2
20.セレナーデ (3回目) →  OK
ハイドンのセレナーデ」 として有名な、第2楽章の冒頭です。
でもこれ、本当はハイドンの作曲ではないんですよね。
家にCDがあったので、暗譜の練習を兼ねて、一緒に弾いてみました。
・・・これは良いです。伴奏つきですし、音をはずしたらすぐわかります。
久々に録音してみました。
客観的に聞くとやはり・・・音程があやうい (^_^;
聞いてみようという方は、こちら へ。音が大きいので音量に注意してください。
同じ四分音符でも、軽く弾きたいのか、しっかり響かせたいのかで、弓を使う量が違ってきます。
意識していないと、上滑りしたような、抜けた音が出てしまうので、しっかり鳴らすように注意されました。
暗譜はすぐに出来るのですが、スラーの場所が覚えられなくて、気がつくと、弓が逆になっています。
アップのときは息を吸う。呼吸も音に影響するようです。
8分音符のレドシドソーが均等に鳴らせるように部分練習したあと、通して何度か弾いて、やっとOKをもらいました。

21,22.ハ長調の音階練習 (2オクターヴ) 2回目 →  OK
弦の上にストンと指を落とすように、はっきりと打弦する。
E線の小指を伸ばして押さえるドは、どうやら届いているようです。
手が小さいので無理かも、と思っていただけに良かったです。

23.アンダンテ
これはたしか・・・ハイドンの「びっくり交響曲」 第2楽章の冒頭ですね。
音を弾ませて弾く、スピッカート奏法が初登場です。
弦に引っかけて、ボンッボンッボンッボンッ ・・・おもしろい(笑)
テヌートのところで弓を使いすぎると、そのあとのスピッカートが出来ないので、元半弓ぐらいでと注意されました。
そして「驚愕」の由来となった4和音。
一説では、眠ってしまった貴婦人たちを起こすためだとか(笑)
本来なら3和音と2和音、または2和音+3和音をすばやく弾きますが、なかなかうまくいかなくて、とりあえず、下2音と上2音の重音をすばやく弾くことになりました。
スピッカートとテヌート、4和音、そしてスラーで移弦と、一見簡単そうな楽譜に技がちりばめられています。
先生と一緒に通して弾いて、宿題となりました。

ホーマン ヴァイオリン教本1
83番 小さなワルツ →  OK
臨時記号がちらほらと登場するようになりました。
私の音の傾向として、A線の音程が不安定、E線のファが高いことが多いようです。
最近は音程を直すのに、ピアノではなく、先生が自身のバイオリンで弾いて聞かせてくれることが多くなりました。
先生と一緒に弾く時間がぐっと増えた気がします。

イメージ 1

すべての弦で弓がまっすぐひけているとほめてもらいました♪
響きがとても良くなっていて、先生もボウ・ガイドの効果に驚いたみたいです。
楽器経験者は上達が早いらしいですが、それでも3巻か4巻あたりで壁にぶつかる人が多いと聞きます。
そこまではなるべくまわり道しないように、利用できるものは利用して、弓ガイドもしばらく続けていこうと思います。