ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#31 ~ 思わぬクセ。

先生に弾きたい曲はありますかと聞かれて、クライスラーの「前奏曲アレグロ」と答えました。
一時期、葉加瀬太郎氏が入っていたクライズラー&カンパニーをよく聞いていて、その曲と「シチリアーノとリゴードン」の2曲が大好きでした。
先生は、ビブラートとポジションチェンジができてからですね~ でもそのうち弾けるようになりますよ、と言ってくれました。
ちなみに先生はその曲を、小学生のときの発表会で弾いたそうです。
私が弾けるのはいったいいつの日でしょうか。。。

ホーマン ヴァイオリン教本1
88番 →  OK
家ではけっこううまくいっているのですが・・・先生とあわせるとぼろぼろ。
もっと弓をねちっこく、ベタ弾きで大きく使って、そして音の強弱を意識するように。
E線の開放弦から4の指(小指)のシ♭に音が飛ぶところが外しがちになるのと、気がつくと、いつのまにか弓が逆になっています。
一緒に弾いたり、ひとりで弾いたり、部分練習を繰り返したあと、二重奏であわせて、
先生にうーん・・・と、かなり悩まれつつもOKをもらいました。

91番 →  OK
こういう、どこか物悲しげなメロディは好きです。
次の小節への音のつながりを考えて、流れが途切れないように。
強弱を全然意識していなくて、いきなりフォルテ(強く)といわれてあせり、音がひっくりかえりそうになりました。
強く弾くのはかなり苦手です。
ボウ・ガイドを外して弾くと、まだ少し曲がっていると注意されました。
なかなか正しい動きは身についてくれないようです。

新しいバイオリン教本2
23.アンダンテ (2回目) →  OK
ハイドン交響曲「驚愕」第2楽章の冒頭です
ド・ド・ミ・ミと音を切るスピッカートの部分はもっとシャッシャッと。
ボンボンというふうではなく、かつおぶしを削るように素早く動かして、ブオンブオンと・・・って、こんな説明で伝わりますかね(苦笑)
3和音+2和音に分けて素早く弾く4和音のときに、弦の上を弓が横滑りしてしまいます。
あせって弾こうとせずに、弓を自分のほうへちょっとだけ向け、引っかけるようにすれば滑らないといわれ、やってみたら、なるほど! でした。
ホーマン1の最後にこの曲の二重奏があって、先生が下のパートを弾いてあわせてくれました。
今までより複雑な二重奏でちょっと感動。
何回か通して弾いて、OKをもらいました。

24.勇士はかえる 「マカベウスのユダ」からの合唱
運動会の最後で絶対聞く、誰もが知っているけれど、タイトルを言える人は意外と少ないと思われる曲です。
E線の4の指(小指)をさらに半音分のばしてのドがきつい。。。
この場合だけかもしれませんが、ふたつ続いているポルタートはあとの音に重きをおいて、弓を多く使うようです。
通して弾いて宿題になりました。

26.27.28 A線上の変ロ音の練習 ~ 29.30 E線,G線上の変ロ音の練習
変ロ(シ♭)の登場する音階練習です。
シからシ♭の、同じ指をずらすスラーでの半音移動は、一瞬音を弱めて素早く移動します。
25.こうさぎ ~ 30番までと、クリスマスシーズンに向けて、31.32はとばし、33.きよしこの夜 が宿題になりました。

イメージ 1

時間が少し余ったせいか、それとも私が2、3曲先までさらっていて初見になっていないのに気づいたのか、いきなり先生がホーマンの、本来なら先生が弾く下のパートを初見で、といってきました。
さすがにそこは想定外。本当に初見です。
楽譜は二分音符だけの簡単なものでしたが、それでも弾くことに一生懸命で先生の音を聞く余裕などありませんでした。
おかしいことに気づいたのは先生に言われてから。
二重奏の楽譜は、上のパートと下のパートと二段になっているのですが、両方ともバイオリンなので、当然、下のパートもト音記号です。
私・・・ヘ音記号で楽譜を読んで、弾いていました。
どうもピアノの楽譜ばかり見すぎて、二段になっている下の楽譜はヘ音記号という思いこみが身についてしまったようです。
思いがけないクセに自分自身「驚愕」でした。