ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#45 ~ 反復練習あるのみ。

今回、ホーマンはやりませんでした。

新しいバイオリン教本2
55.長調短調の音階練習
全部で10パターンあるので、枝番をつけます。
55-5(変ロ長調の音階と分散和音) →  OK
4の指(小指)で押さえる音が低いので、ピアノに合わせて弾きました。
小指で押さえるときは指がアーチ型になるように、もっと手をバイオリンに寄せて。
私が小指で押さえると、見事なL字型。
こんな形、普段やろうと思ったってできません (^^;
分散和音も外れている音があって、重音で確認しつつ弾きました。
OKをもらえたものの、音階、分散和音はくりかえし練習して、機械のように正確に弾けるようになってくださいと釘を刺されました。

58.ガボット(リュリ)
一回通して弾いたあと、2回目は小節ごとに演奏が止められては注意の嵐。
たぶん先生はクラシックがものすごく好きなのでしょう。
とても熱心に教えてくれました。
スタッカートは叩くようにはっきり発音。五度のときは同時に押さえる。
スタッカート同士がスラーでつながっているけれど、この場合の2音目は弓をたっぷり使いたいので、少し引き戻す感じでも良い。
16分音符の音が上滑りしているので、弦の上に弓をのせてしっかり弾く。
強弱記号はないが、中間部の出だしの音はピアノ(弱音)で。
中間部の終わりのデクレッシェンドは指板よりに弾いていく。
最後のシドシドシドシドのトリルのようなところはスラーは6音目までで、最後のシドは弓を返す。
そして息を吸いながら弓を弦から離さないよう、小指をうまく使い、元弓の毛一本で弾くような感じで弓を返し、最後はフォルテで終わる。
あとは音の長さやスタッカートの切り方、等々。
本当に・・・いっぱいありました (^^ゞ
でもこの曲は好きなので、OKがもらえたら録音すべく、がんばります。
ただ、ビブラートをかけながら弾いてみましょう、といわれたとき、「どこに?」 と聞いてしまったのは失言だったかもしれません。

ビブラートの練習

あまりにもストレートな質問に、「曲の中では難しいですね」 としばし考えた先生。
残りのレッスン時間はすべてビブラートの練習になってしまいました。
しかしそのおかげではっきりと分かりました。
先生が教えたいビブラートと私の思っているビブラートの感覚が違うということが。
余計な先入観はばっさりと切り捨てたほうが良さそうです。
振り子のようにとか、たたきつける反動とか、いろいろ試行錯誤しましたが、最終的には壁にバイオリンのスクロールを押し当てて固定し、E線のドあたりを人差し指で押さえたまま、メトロノームに合わせて、掌の付け根をバイオリンの横板にぽんぽんと当てるという古典的方法が一番確実みたいです。
ちょうどドアをノックするような感じですが、指がぶらさがらないように、人差し指はコンパクトに四角くたたむ感じで。
楽器も下がっているとやりづらいので、上げるように。
先生に手をゆらしてもらうと、かなり指の関節がうねうねしてきて良い感じなのですが、自力では・・・。
家で練習するときは、メトロノームに合わせて横板をノックするテンポをだんだん上げていってくださいと言われました。
先生は一日中ビブラートの練習をしていて、身体が痛くなったらしいですが、私は10数分の練習でもう十分といった感じです (^^;
気長にやっていくことにします。

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マイヴァイオリン、レンレン・・・私が弾くと耳元でキンキンするのですが、先生が弾くと音がまるく聞こえます。
弾き手の腕の差なのか、それとも耳元だとそういう風に聞こえるものなのでしょうか。