ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#81 ~ ドッペルの楽譜持参。

修理すると、弓のバランスは多少崩れるものなのでしょうか。
先生は、きれいに修理できましたね、と感心したふうでしたが、弾いてみると、弓先の吸い付きがいまひとつなんだとか。
弓を買おうと思っていることを相談したら、吸いつきが良くて、弾力があるもの、弦の上に軽く落としたときの弾み具合をみると良いですよ、と実際にやって見せてくれました。
弾力のほうはなんとなく分かりましたが、すいつくような感じというのがよく分かりません。
D線が急に鳴らなくなって、移弦のときなど、かすれた音しか出なくなってしまったので、それも相談したら、どうやら松やにが足りないみたいです。
けっこう塗ったつもりでしたが・・・弦に当たる部分だけでなく、毛の裏側も塗るんですね。

発表会の曲 : エルガー 「愛の挨拶」

まず発表会でのおじぎの仕方をもう一度。
前回は片手でヴァイオリン、別の手で弓と、両手にそれぞれを持っていたのですが、弓を立てて、楽器も一緒に片手で持つとスマートに見えるということでそちらに変更。
ゆっくりおじぎをして、曲に入ります。
新たな課題、「優しい音色」 ですが、先日ヴァイオリンを調整にだしたところ、えらく華やかな音色になって戻ってきました。
優しい音色からは一歩離れた気がします。先生からも元気すぎ、という指摘が(^^;
もちろん調整のせいで優しい音色が出せなくなった、というわけではありません。
優しい音色が出ているときもあるので、最初からその音色で弾けるようにしましょうと。
弓は、駒近くではなく、指板寄りをすっと滑らせる感じで。
腰をいためて、近頃座って練習していたせいか、弓がまっすぐ弾けていないようです。
姿勢も注意されました。
ひじをぐっと前に出して、楽器を高く構える。
そうすると確かにポジションチェンジはしやすいですが、腕がつりそうです。
暗譜で弾けるようになったとたん、楽譜を全然見なくなった結果、スラーの場所を間違えて覚えているので、直しておくこと。
全体的な注意は、強弱とヴィブラート。
強弱は呼吸も大事なようです。何度も言われていますが、アップのときは息を吸う、ダウンのときは息を吐く。
ヴィブラートはタメの音のときは必ずかけること。
特にG線ハイポジのシ。キツイのは分かるけれど、ここがきかせどころだそうです。
発表会までもう少し。ピアノ伴奏がつくので、とにかく止まらないようにしないと。
つい弾きなおしてしまうんですよね。なんとかならないでしょうか。

(合奏曲)アニメの曲

私以外に先生ともう一人の生徒さんが同じパートを弾くのですが、そのもうひとりの方はポジションチェンジがいやで、最初から3ポジで弾くらしいです。
で、1ポジから弾き始めている私も3ポジで弾けませんかと先生に聞かれてやってみたのですが・・・全然できませんでした。
3ポジ、というか、1ポジ以外はどれを押さえれば、何の音が鳴るのかがつかめていなくて弾きづらいです。
ずっと3ポジで弾くぐらいなら、基本1ポジで、必要な時だけポジションチェンジしたほうが遥かに楽だと思うのですが。。。
できているかはともかく、今の時点ではそれほどポジションチェンジに苦手意識を持っていません。
マニュアルの車だと操作してる~と実感できるのと同じで、ポジションチェンジすると、ヴァイオリン弾いてる~という感じがして、表現は悪いかもしれませんが、4→1→3、次は5、みたいにポジションが把握できるとゲームみたいで楽しいです。

イメージ 1

バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲(ドッペル・コンチェルト)」 の楽譜を購入したので、さっそく持って行きました。
先生も、CDつきなのはいいですね、とお気に召した様子♪
説明文がドイツ語と英語なのですが、先生、ドイツ語のほうをさらさらと読んでいます。
最初は第一楽章の2nd、終わったら1stをやりましょうということで、来週からレッスンしますかといってくれましたが、発表会が終わってからにしてもらいました。
でも家では練習しています(^^; まずは最初の1ページ。
今回購入したペータース版はヴァイオリニストのダヴィッド・オイストラフ氏が監修しただけあって、私のような初心者でもなるほど~と思うぐらい、ポジションチェンジに無駄がないように思えます。
1ポジを多用しているのもうれしいところです。
ものすごくゆっくり弾いているので、原型を留めていませんが、たまに曲の破片が聞こえたりすると、おおっ♪ と喜んでいます ^^