ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#122 ~ 続・姿勢矯正。

震災から3ケ月。ようやく余震もおさまってきたかなと思ったら、今日も地震がありましたが、だいぶ回数は少なくなったし、蒸し暑くなってきたので、ヴァイオリンをケースから除湿庫に移しました。

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

各調の音階と分散和音が6ページにわたり延々と続くので、ひとつずつ書きます。
Scales and Chords of two Octaves
P15-5~6段目 (3回目) →  OK
P15-7~8段目 (2回目)
降りていく音階のときがはっきりしないので、指をひとつずつ離していく感じで、きちんと一音一音鳴らす。
右は左につられず、レガートでなめらかに。
最後の4和音は、2音ずつに分けて弾くのですが、あとの2和音のほうに弓をとっておく。
2弦を同じ指でおさえる重音は、普通に押さえると指が丸くて下の音が若干低くなってしまうので、気持ち斜めに、爪先を上にして押さえると、ちょうど五度が鳴る。
前々から言われているのですが、小さく鳴らして音を確認せず、一回で弾く。
音程が合わなくて、ピアノで確認したりしつつ弾きました。
7~8段目が引き続き、次のページの1~2段目も宿題になりました。


カイザー ヴァイオリン練習曲1

11番 (2回目)
前半のみ。曲というより、姿勢を直されました。
もっと右と左を近く。
身体の正面にヴァイオリンを構えるくらいの気合いで。
左ひじを身体から離して、ヴァイオリンを上げる。右、左ともに、親指に力を入れない。
そうすると余裕で全弓が使えて、音が甘く、優しく響くようになります。
最初の4小節を音程より姿勢に注意して繰り返し弾きました。
今回は音程を外してもいいので姿勢重視。
弾き始めは素晴らしく良い音が出ているらしいのですが、それが維持できません。
だんだん力が入って崩れていきます。小指で押さえるときはアーチの形になるように。
自分でも音の違いは分かりますが、なにせ維持するのがつらい。
でもこのヴァイオリンはもっと良い音が出せるはずなのでがんばりましょうと言われたら、やるしかないですよね(^^;


ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲 イ短調 第三楽章

ヴァイオリンを習っている人にはお馴染み、協奏曲集 ≪調和の幻想≫ 作品3-6 イ短調 Rv356 です。
ヴィヴァルディのa-moll(アーモール)という呼び方のほうが一般的でしょうか。
初見で先生と一緒に弾きました。
知っている曲だと指使いに集中できるので、だいぶ楽。
でも前半は音を覚えていたおかげでなんとかついていけましたが、中盤の16分音符&移弦連続で撃沈しました。
16分音符が続くところは弓を弦に預けて。
だいたいこんな感じということで、宿題になりました。


ボーム: 無窮動

まさか2曲同時にやるとは・・・。
無窮動(むきゅうどう)とは、常に一定した音符の流れが特徴的な、通常は急速なテンポによる楽曲ないしは楽章を指し、常動曲(じょうどうきょく)ともいいます。
私の好きなベートーヴェンピアノソナタテンペスト」の第三楽章もこれに該当しますね ^^
初見でも余裕なくらい、ゆっくりだと簡単ですが、速く弾く曲のようです。
これも宿題になりました。