ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#89 ~ はじめて弓の違いが分かった、かも。

レッスンの前に、またヴァイオリンの弓を見にいくことにしたので、どういうふうに選べば良いですかと聞いてみました。
先生いわく、弓先まで吸い付く感じがするものが良いとのこと。
それと楽器との相性があるので、音色や響きも比べてみること。
いろいろ弾けば違いが分かりますよといってくれましたが、正直自信なしです。
先生がご自分の弓を貸してくれました。はっきり言って、お高い弓です。
それで開放弦を弾いたら、ん? もしやこれが吸い付く感じ??
今まで弾かせてもらっても全然違いが分からなかったのですが、はじめて分かった・・・かも???
先生が自分の弓と私の弓を交互に使って、私のヴァイオリンを弾いてくれました。音色も違う・・・気がします。
あと跳ばしもできるといいですよ。あとで教えますねと言われて、レッスンに入りました。

カイザー ヴァイオリン練習曲1

5番 (2回目)
弾いている間、先生がうしろに回りこんで姿勢をチェック。
左ひじの位置はだいぶ良くなったとほめてもらいましたが、手の形がよくないらしいです。
特にE線の1ポジを弾いているときに左手の親指と人差し指の付け根、水かきのところがくっついています。
どうやら「ひじを前に」を意識しすぎたもよう(^^;
そこまでひじを前に出さなくていいので、親指をべたっと寝せずに、左手全体をクイッとあげ、指の付け根から打弦できるようにすること。
親指と他の指で弦をはさむように意識すると良いみたいです。
ただ手を高くするとスクロール近くがひきづらくて、特にE線1ポジのファは、人差し指を台形のようにくっつけないと押さえられません。
あと小指が遠くなってしまって・・・。試行錯誤中です。
ほかには、指のお肉のところで弦をおさえるように。
このヴァイオリンはもっと明るい音色が出るはず、と先生はまた私の指を粘土のようにぐにぐにと押したり引っ張ったりします。
左手が終わったら、今度は右手。
弦をなでるようにではなく、弓の毛を弦に全部くっつけて、しっかり鳴らすこと。
それにしても先生と弾くと、どんどんテンポが速くなっていきます(^^;
引き続き宿題になりました。

バッハ:「2つのヴァイオリンのための協奏曲」 第一楽章 2nd

前半をやりました。
あいかわらず、符点をすっとばしたり、16分音符が続くと音をはしょってしまったりで、部分的にくりかえし練習しました。
相手がいるので、音符の長さやテンポは正確に。
それでも前半の前半、五段目ぐらいまではすごく良くなったとほめられました。
ただその先は音程があやうくて、半音で指をくっつけるのと、移弦がうまくいきません。
となりの弦を飛び越えて移弦するときは、楽譜にない音が鳴りまくり(^^;
まだまだ先生の注意は続く気配だったのですが、時間がなかったので、跳ばしを教えてくださいと中断させてもらいました。

弓を試すときにやったほうがいいという、跳ばし。
先生に実際にやってもらいました。
・・・予想していたのと全然違う。
弓を小さく速く弾くと勝手に跳ぶ、そんな感じでした。
たぶんできると思いますよと言われてやってみたものの、できません(>_<)
私とおなじぐらいに始めて、ひそかにライバル視している“オジサマ”はできたのだとか。
ムムムムム・・・。来週はお休みなので、そのあいだ左手の形と跳ばしを研究してきます。