ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#91 ~ 1ランク上の音色を目指して。

バッハ:「2つのヴァイオリンのための協奏曲」 第一楽章 2nd

通して弾きました。
良いカッコしようと邪念がはいると、たいてい失敗するものです。
その見本のような演奏で、弾き終わるなり、注意の嵐。
スタッカートは弓を速く大きく使いつつも、ぴしっと止める。
速く弾くと、右と左がバラバラになってくるので、きちんとあわせること。
私の場合、右手・・・弓のほうが遅れます。
最初から部分ごとに区切って、ゆっくりと左右あわせる練習をしました。
そんなにガシガシ弓を動かさなくていいので、弓の毛を弦にひっかけて響かせる。
ひじの重みを弦にのせるように。動きは静かになめらかに、必要最小限で。
弦を飛び越えて移弦するところはひじを先に。
隣の弦に移動するときは大きな動きは必要なく、ほんの少し角度を変えるだけ。
隣の弦へ移動するところを重音で弾いて、少しの動きで移弦する練習をしました。
あとは音程がズレているところを直しつつ、最後まで。
半音で指をくっつけるのが苦手です。そしてそろそろ暗譜しましょうと(^^;
一区切りついたあと、ドッペルはこのまま続けて、別の曲もやりませんか、と言われました。
もしや、レッスン前に別室で練習しているとき、「SWORD SUMMIT」 を遊び弾きしていたのが聞こえたのかなと思いましたが、これはバロックなので違う分野の曲もということらしいです。
じゃあ、ヴィヴァルディの a-moll を弾きたいですといったら、うーんという反応。
あとで冷静に考えたら、a-moll もバロックですよね(^^;
次までに何の曲にするか、考えてきてくれるそうです。


カイザー ヴァイオリン練習曲1

5番 (3回目)
出だしは音が響いて良い感じになっているので、それが続くように。
弓を替えたのだから、ワンランク上の音色を目指しましょうといわれました。
実は先生のほうが、この弓を気に入っていたりして。
レッスンが始まったときに、まっさきに弓を見ましたし ^^
移弦して4の指(小指)を使うときに、他の指も押さえられるときは同時にその弦を押さえること。
ピアノはその指だけでいいけど、弦楽器は基本的には全部押さえましょう、って、もしやレッスン前に別室で練習しているとき、ピアノも弾いているのがバレてます?
弱音ペダルを踏んで弾いているので気づかれないと思っていたんですけど(^^;
ヴァイオリンを練習しなさいという感じですが、1曲につき2回通して弾くのが限界です。
くりかえし練習がダメというのが、私の大きな壁だと思います。
楽譜に指定された速度どおりに弾いてくることが宿題になりました。
この曲の速度指定は、allegro vivace
先生に具体的にどれくらいですかと聞いたら、メトロノームで聞かせてくれましたが、速い!
速いですと言ったら、120ぐらいに落としてくれました。

あと、先にやったドッペルで左右あわせるのが課題になったので、カイザー9番の最初の2小節だけ練習してくるように言われました。
どちらも気長にやることにします。