ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#125 ~ 満身創痍。

暑さでぼーっとしているのか、指先は切るし、左手首に違和感があるし、腕はやけどするし、右肩は寝違えたあと未だに痛いしで散々です。
特に手首と肩はヴァイオリンの練習に影響大なので、マズいかも。
寝違えたのは、長年愛用していた枕がぺったんこになってしまったからかもと思い、ついニャンコ先生の抱き枕を注文してしまいました ^^;

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

各調の音階と分散和音が6ページにわたり延々と続くので、ひとつずつ書きます。
Scales and Chords of two Octaves
P16-3~4段目 (1回目) →  OK
ポジションが上がるときに音が切れてしまうので、なめらかに。ひじで誘導する感じ。
E線の6ポジや7ポジなどのハイポジションに上がるときは、左手の親指先行。
あまりのぎこちなさに、最初は4音スラー、次は8音スラー、最後に16音スラーと順にやっていきました。
一小節(16音)スラーだと音が苦しそうなので、弓を余裕を持って使えるようにテンポを上げましょう、となったはいいものの、次第に極速モードに。
要するに、速く弾くと無駄な動きが入る余地がなくなる。そういうことらしいです。
音階練習じゃなくて、もはや曲でしょ、と思うくらい、速く弾くとアルペジオって綺麗に聞こえるんですね。
私は左手の小指に力を入れると、指先に近い第一関節だけが曲がってL字型になってしまうのですが、もう少しアーチ型になるように楽器に手を寄せて。
かといって、ポジションチェンジや移弦のたびに、ひじが大きくぶれないように。
手を寄せるっていっても、ヴァイオリンが邪魔なんですけど・・・
まず左手でグーを作る。それを少し開いて、ゆるめた形のまま、指板を持つ。それが自然な形らしいです。
たしかにヴァイオリンを弾くとき以外、やろうと思ったって、小指がL字型には曲がりません(^^;
手の形が違うのかしら・・・と先生は考えこみつつ、指板の上で私の指を粘土のようにぐにぐにと修正していましたが、思うに指の長さというか、手の大きさが関係するのではないかと。
最終的には弦をきちんと押さえられていて、指が縦に開け、どこも痛くないのであればそれは個性のうち、許容範囲内ということになりました。
ちなみに小指の付け根とか痛くないですかと聞かれたときに、いいえ、しいていえば指先が痛いです、と答えたら、それは問題ないですと笑顔で却下されました。


カイザー ヴァイオリン練習曲1

11番 (5回目)
音階だけでほぼ30分とられてしまったので、こちらは若干急ぎぎみ。
この曲では、音程より発音や姿勢、左手の形などを重視するみたいです。
小指で押さえるときだけ左手がおおいかぶさるようになってしまうのを注意されました。
小指をアーチ型にするようにと言われたのを過度に意識してしまったようです。
かぶさるようにしてしまうと、逆に他の指が浮いてしまうのでNG。
それとD線から始まるのですが、A線、E線を弾くときも弓がD線を弾く姿勢になっていて、弓に重みがのっていない。
右肩が痛いのが治らないのも、弓を持ってしまっていて、ずっと肩が力んでしまっているからなのかも。
無窮動を練習していると肩がこるんですよね。
もっと右肩と左肩を近くに。ヴァイオリンを身体の正面のほうに持ってくる。
あと楽譜を見て弾くと、姿勢が崩れるみたいです。
暗譜で弾いているときのほうが姿勢も音も綺麗といわれました。
何度も言われていますが、弓の毛を下から引っ掛けるように発音。
ちゃんと発音ができていれば、あとは弦と直角に、弓を預けてひくだけで、美しい音が長続き。
注意ばかりでしたが、最後に、左手の形がだいぶ落ち着いてきましたね、といわれたのがうれしかったです♪