ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

弦交換と調整と毛替え。

円安により、ついに弦も海外通販より国内で買ったほうがお安い状態に。
購入したのは、前回と同じくオリーブとオブリガード。
オリーブはセットで1万円以内だったので買いましたが、近いうちに値上げするそうで、次購入するかは・・・。
弦交換はガット弦のオリーブから梅雨、夏対策にオブリガードへ♪

弦交換の翌日、工房へ行きました。
楽器の調整をするときに弦を巻きなおしてくれるので、工房に行く前日に弦交換するのが恒例になっています(^^;
まずは楽器の調整から。
ペグの飾りの象牙の部分がゆるくなっているらしく、接着剤でとめてくれました。
こういう細かいところにも気がつくものなんですね~
あと駒、ペグの微調整や、楽器磨き。
小さなぶつけたらしき傷があって、そこに水を含ませている状態にして、その間に毛替えをしてくれました。
松脂まみれだった弓がぴっかぴか☆ これも狙いだったり(^^;

作業台の周囲にぶらさがっているバイオリンのひとつに目がとまりました。
表板がバリッと、まっぷたつといってよいほど縦に割れていました。
そういうのでもよく見ても分からないぐらいに修復できるのだそうです。
凹凸ができないように合わせるのが難しいと言っていたかな。
もっとひどいのもやったことありますよ、と写真を見せてくれました。
踏んでしまったり、小さな子供がおもちゃのように振り回してぶつけたりして、表板だけでなく裏板や横板まで吹っ飛んでいるのもありました。
そういうものの修理前、修理後を見ると、ここまで綺麗になおせるものなんだなーと感心。
割れより虫食いのほうが面倒、とか、古そうなラベルがついているけど、古く見えるようにラベルもヴァイオリンの内部も着色してあるもの、などいろいろ興味深い話を聞くことができました。

水をふくませた傷跡は預けないと完全にはなおせないようで、もし預けるようなことがあったら、そのときにやればだいじょうぶなように応急処置的なことをしてもらい、楽器と一緒に工房をあとにしました。
工房はやっぱりおもしろいです ^^