ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#204 ~ シャープの呪縛。

残暑が厳しかった去年とくらべて、今年は朝晩は涼しく、すでに秋の気配。
天高く澄んだ空の地平線から反対側の地平線までずっと伸びている飛行機雲の軌跡が半円を描いているのを見て、地球はまるい、とあらためて思いました。

ヴァイオリン音階教本 <小野アンナ>

Scales within the First Position
P8.9段目 (1回目)
先週やっていたのは、♯×6の嬰イ短調、今回は♯×5の嬰ヘ長調
♯の呪縛からの解放といいますか、♯がひとつ減っただけでずいぶん伸び伸びと弾いていますね(^^; といわれました。
たぶん、♯や♭で半音ずれても、ピアノでいう白鍵の音になるのが苦手なんです。
たとえば、ミ♯は、どんな調であってもファにしか聞こえないので、音階のときに、レミファソじゃなくて、レファファソと聞こえて違和感が。。。
ゆっくり弾いて音程を確認しました。2の指(中指)から始まるときでも、1の指を押さえておくように。
だいたい弾けてますけど、もう少し練習してきてください、と引き続き宿題になりました。

Changing fingers on the same tone
P24.2段目 (1回目)
先週は1,2,1,2・・とG線上を押さえていた指使いが、今回は、2,3,2,3・・となります。
ポジションが変わるときに、基本は1の指(人差し指)基準で移動なのですが、今回は1の指が出てこなくてやりづらいです。
とくにおりてくるときが。。。
2,3,2,3で頭がいっぱいで、1の指でポジションをとる余裕がありません。
形を崩さないため、正確に音を押さえられなくてもいいから、1の指は弦から離さないこと。
あいかわらずG線のハイポジションは、バイオリンではない音が鳴っています(^^;
引き続き、宿題になりました。


カイザー ヴァイオリン練習曲3

26番 (2回目)
メトロノーム=72で、通して弾きました。
ラドドド・・というところで、無意識にドに♯をつけて弾いていて、注意されるまで間違っていることに気づきませんでした。
長調が好きみたいです。
前回、集中的に練習した、拍頭に8分休符があるところがまだズレているみたいで、勘で弾いてます? と聞かれました。
・・前回やったところですし、8分休符なので、さすがに今回はカウントしてます(^^;
それより細かいと完全に勘ですが。
止めるスタッカートは、腕でやるとロスが大きいので、弓に当たる部分の人差し指にクックッと力をいれる感じでやると、速いテンポにも対応できる。
テンポはメトロノーム=72のままで、引き続き宿題になりました。


新しいバイオリン教本4

1.ホーム・スイート・ホーム (8回目)
前回の続きで、バリエーションから。

☆Var. <前半>
走りがちになってしまったり、音の長さが均一にならなかったり。。。なかなかうまくいきません。
できないところは、その部分だけ抜き出して何度も練習すること。
指が回らないところは、リズムを変えて練習して、どんなリズムでも弾けるようにするといいみたいです。
先生の言うことはよく分かるし、ごもっとも、なのですが・・・
私の練習は一日一回通して弾くだけなので、実行するのは厳しいかも。
リズム変えてまではムリですが、気をつけて弾こうと思います。

☆Finale<後半>
速いテンポで移弦がでてくるときに、右と左がかみあっていない。
自分が今どの弦を弾いているのか、次はいつどの弦に移るのか、常に把握しておくように。
移弦の動きが大きすぎ。
右腕をバタバタ動かすのではなく、手首を使って、必要最小限の動きで、ロスを少なく。

次回で終わりにできるようにしましょう。といわれました。
この曲が終わったら、息抜きに教本以外の短い曲をやってもいいですよ、とも。
どうやら私が弾いているときに、(この曲)つまらないオーラを発しているように感じられるようです。
まあ、教本に入るまえにさんざんつまらなそうと言ったのは私ですけど(^^;
でも別に嫌いじゃないですよ。たんに興味がないだけで。
他の曲だって、やれといわれれば・・・。
今のところ本気でやりたくないと思っているのは、春の海だけです ^^