ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

ヴァイオリンレッスン、3回目。

今日は弓にとって受難の日でした。
肩当てを取り出したとき、ゴムの部分が弓にひっかかり、ぶちっと毛が2本切れました。
切れた毛は抜いてはいけないようで、先生が根元で切ってくれました。

左手で弦を押さえる前にいろいろ習うことが多いようです。
姿勢と弓の持ち方の再確認のあと、弓の真ん中にシールを貼って、上から下まで使う全弓、上半分を使う先半弓、下半分を使う元半弓を教えてもらいました。
弓を持って大きな弧を描くように腕を回し、その途中にヴァイオリンがあるという感じで弾く全弓。
弓を押し上げて弾くアップの時には息を吸う。
弓を押し下げて弾くダウンの時には息をはく、と決まっているそうです。
先生が最初に私の弓を持ってお手本をみせてくれたのですが・・・
サクッ
・・・。
先生、高く上げた弓の先っぽが天井にささってます。。。
傷がついたのは天井のほうで弓はなんともなかったのですが、さすがに先生も
すみませんと、ちょっとあせっていました。
先半弓のときは、ひじを動かさず腕をのばす感覚で、先生いわく、
「力抜きすぎです。力を入れないと音は響きませんよ」
私の腕を押さえて、それを押し返すぐらい、力を入れるのだそうです。
けっこう力が必要で、今まで松やにが全然飛び散らなかったのは、まったく力をいれずに、ある意味、楽して弾いていたからだと分かりました。
元半弓のときは、ひじの上げ下げで角度を決め、元のほうが重いので、そのぶん弦に当たる毛の面積を少なく、最後は毛一本で弾くイメージで持っていき、小指のコントロールで弓を返します。
こちらのほうが難しかったです。元近くだと音がかすれます。
たまに息を吸っていいのか、はいていいのか分からなくなって、酸欠状態になりましたが、この時点ではまだ挫折することなど何もないので、けっこう楽しいです♪
しばらくはミュートをつけてボーイングの練習をしていこうと思います。