ヴァイオリンのレッスン記録

2008年1月、大人から始めたヴァイオリンのレッスン記録。

レッスン#16 ~ 指板シール卒業?

ヴァイオリンを調整に出して、最初のレッスンです。
ペグのきしみがなくなったので、調弦のとき、先生も喜んでくれると思いきや・・・
ペグに手をかけて一言、
「重い・・・」
あれ? 予想外の反応でした。
それでも調弦が終わり、最初に弾いたとき、!? 驚きました。
音がすごく良いです!
もちろんヴァイオリン調整のおかげです。が、その良さを引き出すのは、正しい調弦ができてこそなのだと実感しました。
私は普段、勘で調弦していますが、これほど違いを見せつけられると、やっぱりきちんとできるようにならないと、と強く思いました。

新しいバイオリン教本1
先生はこちらのほうをどんどん進めていきたいようです。

48.別れ (2回目) →  OK
アップのときに息を吸う。前回、呼吸困難になり、惨敗した曲です。
最後まで弾けるのですが・・・、家で練習したときよりダメダメでした。
8分音符のふたつめの音が省略しがちで、もっとしっかり出すように注意されました。
音が汚くて、先生が旋律を弾き、それにあわせて解放弦できれいな音を出す練習をしました。
自分でも弾けていないのが分かったので、○がもらえたときは、これでいいの? と聞きたいくらい驚きました。
レッスンは終わりましたが、この状態だと悔しいので、家ではしばらく練習するつもりです。

49~53.イ長調音階 →  OK
ドとファとソに♯がついているA線の開放弦から始まる音階です。
ひとつずつ上がったり下がったりするのは、さほど苦労なく弾けて、OKもすぐにもらえました。
調整のときに指板のシールをはがされてしまって、目印がなくなってしまったせいか時折、音が外れます。
家ではそれほどでもなかったのに、やはり人前だと緊張するのでしょうか。
たぶん先生はシールがないことに気づいていたと思いますが、貼る気配もなくレッスンしてくれて、このまま指板シール卒業になるかもしれません。
今までひとつの弦を人差し指から順番に押さえていっていたのですが、ラドミラと音が飛ぶところで、最後のE線のラが安定しなくて、A線のドを押さえたまま、E線の開放弦ミを弾き、そのA線のドを押さえた中指を目印に薬指でE線のラを押さえるというのを教えてもらったら、すごく音がとりやすくて、目からウロコでした。
そのやり方を教わっただけで今日のレッスンに来たかいがありました(^^) 

54.白ばらの匂う夕べは
15小節の短い曲ながらも、とてもきれいで、好きな曲です。
そのせいか我ながらうまく弾けました♪
そこまで弾けるのだったらと先生は、もっと左手は弦を叩くようにはっきり音を出しつつも、弓を持つ右手は左手につられることなく優しく弾くようにしてみましょうとワンランク上の注文を出します。
どうも左手と右手は密接にリンクしているようで・・・無理でした(^^;

55.雨だれ
曲の途中に何気なく重音が登場します。
初見で弾いてみましょうといわれ、チャレンジしたのですが、あまりのスローテンポに自分で笑ってしまいました。
先生もはじめはゆっくりでいいですよと言いつつも、顔が笑っていた気が。。。
8分音符で弓の半分を使うように素早く動かすのがポイントのようです。
重音のスラーが初登場しました。
スラーのとき、最初に弓を使いすぎて足りなくなるので、あとに残して置くように、どちらかといえば最初は弓を節約するように注意されました。
最後まで通して弾いたあと、先生がお手本をみせてくれて、次回への宿題になりました。

来週はお休みなので、もう一曲、56.子供と子ぶた を練習してきてくださいといわれ、模範演奏してくれました。
8分音符の重音とオクターヴが出てきます。
これは家で練習してこないとマズいなと聞きながら思いました。

ホーマン ヴァイオリン教本1
47と48に○がもらえました。
どちらも先生と二重奏になりますが、指板シールの目印がなくなったせいか時折音が外れます。
どちらの曲も最後が私がE線の高いソ、先生が1オクターヴ下のソでハモるはずなのですが、あわなくて。。。
自分の道を行くのではなくて、歩み寄っていきましょうねとやんわりと注意されました (^^ゞ
ひとりで弾いたときは音が外れるたびに先生がピアノで音を出して矯正してくれます。
たぶん1ミリ程度の、ほんの少しの差なのですが・・・ヴァイオリンの音の世界はシビアです。

イメージ 1

次の人がなかなか来なかったので、久しぶりにお話しする時間がありました。
調整して音が良くなったし、とても弾きやすいといってくれました。
弾きやすさは、私の小さな手でもだいじょうぶなように、こぶりなヴァイオリンを選んだせいもあるかもしれません。
でもペグがよほど固かったらしく、弦を外してチョークを塗ってくれました。
弦を巻いたときに五度の調弦について教えてくれて、ぴったりあうと、ブオオンと共鳴するらしいです。
ただ弾き方によって変わってくるので、2本の弦を均等に弾けないとダメだとか。
あと、日本の梅雨は木でできたヴァイオリンにとって、半端でなく過酷な状態なので、除湿剤を入れておくか、アイロンをかけてよく乾燥させたシルクに包んでおくと良いと教えてもらいました。
そうしないとひどい場合、湿気でぶよぶよになってしまうそうです。
夏の、熱でニスが溶けるという話は聞いたことがありましたが、湿気はあまり気にしていませんでした。
さっそく通販で、湿度調整剤を購入しました。